SPI〔非言語〕推論

【SPI】推論1-6(順位・順序)

問題(推論1-5の改題)

A、B、C、D、Eの実力テストの順位について、次のことがわかっている。

 ① AはCとDよりも順位が上だった
 ② BはEより順位が上だった
 ③ 1位はAではなかった
 ④ 同じ点数の人はいなかった

次の推論ア~ウのうち、必ずしも誤りとはいえないものはどれか答えよ。

 ア Bは2位
 イ Cは3位
 ウ Eは5位

解説

以下、解答解説となります。動画での解説は上記〔解答・動画解説〕をご覧ください。

おいなりさん
おいなりさん

今回の問題は「推論1-5」の条件①を変えてみました。条件が変わるだけで難易度が上がりますよね。

条件①より、A > C,D

条件②より、B > E

条件③より、A ≠ 1位

まず、条件①より、AはCとDよりも上なので3位以上だとわかる。

そして、Aは1位ではないので2位または3位だとわかる。

ここで場合分けをしていく。

(ⅰ)Aが2位のとき

(1,2,3,4,5)

=(〇、A、〇、〇、〇)

ここで、条件①より、Aの下にC,Dが入り、

条件②より、Bの下にEが入ることから、

Bは1位しか入る場所がないことがわかる。

(1,2,3,4,5)

=(B、A、〇、〇、〇)

これより、入り得る順番を考えると、

(1,2,3,4,5)

=(B,A,C,D,E)

=(B,A,C,E,D)

=(B,A,D,C,E)

=(B,A,D,E,C)

=(B,A,E,C,D)

=(B,A,E,D,C)

以上、6パターンが考えられる。

(ⅱ)Aが3位のとき

条件①より、CとDはAよりも下なので4位か5位。

そして、残りのBとEが入る可能性があるのは1位か2位であり、条件②から1位がBで、2位がEだとわかる。

つまり、考えられるパターンは、

(1,2,3,4,5)

=(B,E,A,C,D)

=(B,E,A,D,C)

以上、2パターンである。

よって、Aが2位のとき、3位のときで場合分けをしたすべての考えられるパターンから推論ア~ウを検証すると、

推論ア → 必ず誤り

推論イ → 必ずしも誤りとはいえない

推論ウ → 必ずしも誤りとはいえない

「必ずしも誤りとはいえない」とは、「1つでも正しい事例があればOK」ということを覚えておこう!

つまり、イとウが必ずしも誤りとはいえないとわかる。

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